卵巣嚢腫手術で保険は下りるの?

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ここでは、「卵巣嚢腫手術で保険は下りるのか」
についてお話します。

 

卵巣嚢腫は自覚症状がほとんどなく、
なかなか気づきにくい病気です。

 

大きさが5cmを超え、
下腹部が出てきたりお腹の張りを

 

感じて初めて異変に
気づく場合が多いです。

 

また、検診や妊娠をきっかけに
発見される場合もあります。

 

卵巣嚢腫は、大きさによって
手術が必要になる病気です。

 

卵巣嚢腫の診断をきっかけに、
今後卵巣嚢腫の悪化や治療にそなえて

 

医療保険に入りたいと考える
人もいるのではないでしょうか。

 

その場合、卵巣嚢腫と診断されてから
入れる保険はあるのでしょうか。

 

今回は、卵巣嚢腫の手術と
保険についてご紹介します。

 

卵巣嚢腫の手術にかかる費用

 

卵巣嚢腫の手術費用は、
病院や術式により差があります。

 

ここでは保険診療、
3割負担の場合の一般的な
金額をご紹介します。

 

・開胸手術の場合

 

開胸手術になるのは、
強い癒着がある場合や

 

腫瘍が悪性の可能性がある場合、
成長した腫瘍が大きすぎる場合です。

 

腹部を大きく切開するので、
入院期間は約2週間程です。

 

手術費用、処置費用、
入院費用の総額は

 

大体25万円〜30万円
程度となります。

 

これらとは別に、差額ベット代も
考慮しておく必要があります。

 

・腹腔鏡手術の場合

 

腹腔鏡手術は、腹部に小さな
穴をあけ腫瘍を取り除きます。

 

切開部分が小さいため、
術後の回復が早く、
入院期間は約1週間程です。

 

手術費用、処置費用、入院費用の
総額は大体15万円〜20万円
程度となります。

 

どちらの場合も高額療養制度の
対象になりますので、
実質自己負担額を軽減することができます。

 

高額療養制度とは

 

高額療養制度とは、
医療費の家計負担が重くならないように
設けられている制度です。

 

医療機関等での窓口の支払いが
1ヶ月で自己負担限度額を超えた場合、

 

あとから申請することにより、
その超えた金額が払い戻されます。

 

また、70歳未満で事前に医療費が
高額になることがわかっていれば、

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限度額適用認定証を
提示する方法が便利です。

 

限度額適用認定証を保険証と併せて
医療機関等の窓口に提出すると、

 

1ヶ月の窓口での支払いが
自己負担限度額までとなります。

 

この取り扱いを受けるには、
事前に認定証の交付手続きを
行う必要があります。

 

認定証の交付手続きについては、
自身が加入している健康保険組合、

 

協会けんぽ、または市町村に
問い合わせてみてください。

 

卵巣嚢腫と診断されたら、
保険には入れない?

 

卵巣嚢腫と診断後には、
通常の医療保険への加入は
難しい可能性が高いです。

 

ですが、病気を抱えているからこそ、
入院や手術に備えて
保険には入りたいですよね。

 

病気を抱えた人でも入りやすい、
引受基準緩和型とよばれる
医療保険があります。

 

この保険は、通常の医療保険に
比べて保険料を割り増しする代わりに、

 

告知のハードルを下げて加入が
しやすいようになっているものです。

 

また、加入後一定期間は入院や
手術を受けた際に受け取れる
保険金額や給付金額が削減されますが、

 

病気の悪化や
入院・手術を保障してくれます。

 

卵巣嚢腫と診断されたり、
現在治療中の方には安心ですね。

 

引受基準緩和型医療保険の
保障内容や加入基準は、

 

保険会社やその商品によって異なります。

 

しっかりと守ってくれる
保険を選ぶことが大切です。

 

このように、卵巣嚢腫と
診断された後でも、
入れる保険はあります。

 

手術となると医療費の
負担は大きなものとなります。

 

医療費の負担が、
ストレスになることもあります。

 

持病があるから医療保険に
入れないと諦めてはいけません。

 

一度どんな保険があるのか。

 

保障内容や加入基準は
どのようなものなのか。

 

保険屋さんに相談してみるとよいでしょう。

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